ドリンクを頼む技術が高いのは、バー運営で必須です。
バーもそうですが、ガールズバーなどは、お客さんがお酒や食べ物を頼むだけが得られる利益ではありません。
ドリンクを頼んでもらう事も重要な要素で、その利益は実際全体の何パーセントを占める重要な要素です。
これは経営者の観点だけでなく、店員もバックがあるので月の給料において技術を身に付ければ心強い存在となるのではないのでしょうか。
そこで今回はドリンクを自然に頼んで、かつお客さんにも楽しんでもらう事を考えていこうと思います。
どうやって頼んでもらうか?
当然ながら「ドリンクをお願いします」と直球な要求はNGです。
その時はトラブルにならなかったとしても、何度も行っていますとそのお店に行く気が損なわれてしまうからです。
ですから、自然に頼んでいく形にしていく事が大切です。
直球の要求が出来るのは、あくまである程度どういう人が分かったくらいの常連さんで、初めてのお客さんではやってはいけません。
初めてのお客さんの場合は、まずは相手の事を知る事です。
お客様の希望を聞きながら、いいドリンクを提供しつつ、共通の話題や時事ネタをうまく駆使して盛り上がっていきましょう。
やはり、話しているうちに相手の性格も分かりますし、相手も話を合わせてくれるのは悪い気はしないでしょう。
15分くらい話しているうちに、一息をつくときがあって、そこでさりげなく「喉が渇いたので新しいドリンクで一緒に乾杯しませんか」などとさりげなくお願いするのが望ましいです。
これはガールズバーでも、普通のバーでも一緒で、ダーツバーなどではテキーラを飲む事がありますが、この時にお礼を言うだけでなく、ちょっと芝居かけて、勢いよく飲んだりすると相手も気分が良くなるので、また一杯頼んでもらう事が期待できるでしょう。
頼んでもらっても礼儀が大切
さて、お客様にドリンクを頼んでもらってからやらないといけないことがいくつかあります。
当然ですが、お礼を言う事は大切で、もらえて当たり前という態度を示すと、ドリンクどころか来てもらう事も不可能になってしまいます。
また、人によってはお酒が苦手な人や、酔っ払い安い人もいます。
そんな時は無理せずにソフトドリンクや、ノンアルコールビールをお願いするのが大切です。
やはり接客ですから泥酔してしまえば、NGですし本来介抱する立場が介抱されたら洒落にならないです。
このように、お客様にドリンクを頼んでもらうのは、自然な導入と謙虚さが大切です。
しっかりとセオリーを学んでうまく立ち回りましょう。